『森の石松』は、清水次郎長の子分として幕末期に活躍したといわれ、男気溢れる破天荒な人生を過ごしたとされている人物です。
その石松のものとされる墓は、応永18年(1411年)に開創したと伝えられる曹洞宗の古刹『大洞院(だいとういん)』の入り口にあります。
昭和18年(1943年)に現在地に移転されたといわれる墓は、誰が言い出したかわかりませんが、昭和30年(1955年)頃からこの墓の石を持っていると『商売繁盛』・『勝負運強い』などと風評が流れ、墓を削られるようになってしまったのだそうです。
あわれな姿になった墓石に代わり昭和52年(1977年)に二代目が建立されましたが、盗難にあい、現在の墓石は昭和54年(1979年)に建立された三代目となっています。
なお、墓の隣りには清水次郎長翁顕彰碑があります。
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『森の石松』の墓
所在地 | 静岡県周智郡森町橘249 |
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問い合わせ先 | 大洞院 0538-85-2009 |
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