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ふじのくに
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浜名湖

 静岡県の西部に位置する浜名湖は、引佐細江湖、猪鼻湖(いのはなこ)、内浦、松見ヶ浦、庄内湖と5つの枝湾(水域)を持ち、日本で10番目に大きな湖といわれています。
もとは淡水湖でしたが、明応7年(1498年)の大地震やそれにともなう津波により、浜名湖と海を隔てていた部分が決壊し、海水が流入して現在のような汽水湖となりました。決壊した場所は今切口(いまぎれぐち)と呼ばれ、かつては渡船(とせん)で往来する東西の交通の難所として広く知られていました。
海とつながっている浜名湖は、潮の干満により大量の海水が流入するため、魚類、カニ類、エビ類など約800種もの多種多様の生物が生息しています。湖としてはトップクラスの漁獲高を誇っており、ウナギをはじめ、ノリ、カキ、スッポンなどの養殖やしらす漁、角立漁も盛んです。また、浜名湖周辺では、スタッドアップサドル(SUP)やウィンドサーフィンといったマリンアクティビティを楽しむこともできるなど、魅力あふれる湖です。

所在地 静岡県浜松市
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