可睡齋(かすいさい)は曹洞宗の名刹として知られており、境内にある瑞龍閣(ずいりゅうかく)は、正面に大唐破風(おおからはふ)の曲線屋根が印象的な玄関を開き、昭和12年(1937年)に建てられた木造2階建の大規模建築です。
2階には50畳敷きの広間『菊の間』と『牡丹(ぼたん)の間』、1階には6部屋を配置しています。いずれも日本画家『山口玲煕(やまぐち れいき)』の襖絵(ふすまえ)で飾られ、部屋名は襖絵のテーマにちなんで付けられています。
日本一のトイレとされる『大東司(だいとうす)』も昭和12年の建築で、当時、既に水洗トイレであったことに驚かされます。中央の烏蒭沙摩明王(うすさまみょうおう)像は高村晴雲の作です。
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ふじのくに
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可睡齋瑞龍閣
所在地 | 静岡県袋井市久能2915-1 |
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URL | http://www.kasuisai.or.jp/ |
問い合わせ先 | 可睡齋 0538-42-2121 |
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