大井川の右岸に続く牧之原台地の本格的な開墾が行われたのは、明治時代に入ってからのことでした。最後の将軍徳川慶喜(よしのぶ)の警護に当たった数百面の幕臣(ばくしん)たちは、慶喜が無事に駿府に入ると職を失いました。
そこで中條影昭(ちゅうじょうかげあき)が開墾決意し、静岡藩の許可を得て「開墾方」という役職という役人として明治2年(1869年)開墾に着手しました。
1870(明治3)年には、他の旧幕臣や川越制度の廃止により川越人足が加わりました。その後、当時輸出品の主力だった茶の種がまかれ、少しずつ茶園が広がり、今の牧之原大茶園ができ上がりました。
CULTURAL RESOURCE DATABASE
ふじのくに
文化資源データベース
- その他
- 牧之原市
牧之原大茶園の歴史
所在地 | 静岡県牧之原市、島田市、菊川市、御前崎市 |
---|---|
問い合わせ先 | 牧之原市産業経済部お茶振興課 TEL 0548-53-2621 |
著作権について
本サイトの著作権は、(公財)静岡県文化財団(アーツカウンシルしずおか)が有しますが、掲載されている画像、文章等の著作権は、制作者である登録者・登録団体に帰属します。文章や画像等の無断転載及び複製等の行為は著作権侵害にあたりますので十分ご注意ください。
免責事項について
「ふじのくに文化資源データベース」に掲載されている情報において、アーツカウンシルしずおかは利用者がこのデータベースの情報を用いて行う一切の行為について、何ら責任を負うものではありません。
また、当データベースは、予告なしに内容を変更又は削除することがあります。あらかじめご了承ください。