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ふじのくに
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阿弥陀橋之跡

三方ヶ原の合戦に敗れた家康公が逃げてきて橋を渡ろうとしたところ、肝心の橋が焼け落ちてありません。
家康公は立ち往生し「もうだめか」と覚悟を決めたとき、近くの常楽寺から、ふわりと阿弥陀様が出て来て、橋のかわりにこちらの岸からむこう岸へからだを横たえたのです。
家康公は思わず手を合わせ、阿弥陀様の橋を馬で渡り、無事に浜松城へ帰ることができました。
その後家康公は新しく橋を架け、「阿弥陀橋」と名づけました。
今も常楽寺のご本尊の阿弥陀様には、馬のひづめの形が残っているそうです。
現地には、郷土史家有志が建てた「史跡阿弥陀橋跡」の石碑があります。
ふじのくに家康公 観光事典より

所在地 浜松市中区高林五丁目4
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