CULTURAL RESOURCE DATABASE

ふじのくに
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白糸ノ滝

 白糸ノ滝は、富士山南西麓に位置し、崖面から湧き出る富士山の雪解け水を水源とする滝です。
その名称は、流下する水が幅約150m、高さ約20mに渡り幾筋にも分かれる様が、白糸や絹糸を垂らしたようであることに由来します。崖面の地層から富士山の構造や湧水の仕組みが観察でき、地質学的にも価値が高い滝となっています。隣接して東側には音止の滝があり、合わせて国の名勝・天然記念物、世界遺産、日本の滝100選となっています。
また、白糸の滝は富士講の開祖・長谷川角行が人穴での修行と並行して、水行を行った場所であるとされ、江戸時代には富士講の信者を中心に、巡礼・修行の場となりました。

所在地 静岡県富士宮市原上井出
問い合わせ先 富士宮市教育委員会文化課 TEL 0544-22-1187
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