賀茂真淵(かもの まぶち)は、元禄10年(1697年)に現在の浜松市中区東伊場で生まれ、『国学』(こくがく)を樹立した人です。国学とは、『万葉集』などの日本の古典を研究し、先人の物の見方や考え方を明らかにして、日本人の生き方を見い出そうとした学問です。
浜松市立賀茂真淵記念館は、ゆかりの地にその業績を紹介するため、昭和59年設立開館しました。
真淵には340人以上の弟子がおり、本居宣長(もとおり のりなが)、平賀源内を始め、女性も100人以上いました。記念館には、師と弟子および遠江の国学者などに関する資料が展示され、真淵の人柄を随所にしのばせます。
記念館の隣りには真淵を祀った県居(あがたい)神社があり、坂の下は真淵誕生の地で、真淵翁顕彰碑広場として整備されるなど、真淵ゆかりの史蹟が多くあります。
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浜松市立賀茂真淵記念館
所在地 | 静岡県浜松市中区東伊場一丁目22番2号 |
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URL | http://mabuchi-kinenkan.jp/ |
問い合わせ先 | 浜松市立賀茂真淵記念館 053-456-8050 |
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