江戸時代、西日本地域の大名には江戸屋敷と領国の居城との連絡に『七里飛脚(しちりひきゃく)』と言う直属の通信機関を持っており、由比には『紀州・徳川家』の七里役所と御七里衆の長屋がありました。
同家では、江戸から和歌山間に七里(28キロメートル)ごとに役所を置き、5人1組の飛脚を配置していました。
主な役目を務める者を『御七里役(おしちりやく)』や『御七里衆(おしちりしゅう)』と呼び、昇り竜・降り竜が描かれた伊達半天を着て、腰には刀や十手を差し『七里飛脚』と言う看板を持ち、徳川御三家の威勢を発しながら往行していました。
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ふじのくに
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- 石碑
- 静岡市
御七里役所之趾
所在地 | 静岡県静岡市清水区由比 旧東海道沿い |
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