千居遺跡は富士山麓の末端部が丘陵状になった一つで、標高398メートル、北から南に延びる千居丘陵のほぼ中央部に位置します。
戦前から知られていましたが、昭和40年代に入って、地元高校の一部試掘により敷石が確認されました。
1970年(昭和45年)、1971年(昭和46年)の二次にわたって発掘調査が行われ、縄文時代(今から4000年くらい前)に、20余棟の竪穴住居に囲まれた広場を作って生活した集落跡と、それが富士山の火山灰でうすく埋もれた後に、それよりやや西側にずれて作られた配石遺構が重なり合って発見されました。
配石遺構の規模の雄大さと整然とした形態が、全国屈指のものであることから、昭和50年6月に国の史跡に指定されました。
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ふじのくに
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千居遺跡
所在地 | 静岡県富士宮市上条2057番 |
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問い合わせ先 | 富士宮市教育委員会文化課 TEL 0544-22-1187 |
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