黄色い花が印象的な『ハマボウ』は、『槿(むくげ)』に似ていることもあって、漢字で『黄色の槿』と書いて『黄槿(はまぼう)』と書かれています。名付け親は江戸時代末期、長崎に来たといわれる『シーボルト』が命名したそう。ハマボウとは浜に生える『ホウノキ』の意味だそうです。
主に暑い地域で見られるハイビスカスと同じ科に属する花(フヨウ属)で、日本原産のハイビスカスといわれています。この花は熱帯性の落葉低木で、毎年7月上旬頃から2~3週間の開花です。花の大きさは5~8cm程度。1日花で、朝開花して午前中に咲ききり、午後からは花びらが外側に丸まっていきます。
現存する個体数は多く、栽培も広く行われていますが、干潟の減少や海浜部の造成のため、天然状態での生息地が年々狭まっています。大阪府では絶滅種とされており、他の多くの府県でレッドリストの絶滅危惧種とされています。土肥では丸山スポーツ公園、フェリー乗り場周辺などで見ることができます。
CULTURAL RESOURCE DATABASE
ふじのくに
文化資源データベース
- 花
- 伊豆市
ハマボウ(丸山スポーツ公園、フェリー乗り場周辺)
所在地 | 伊豆市八木沢1361-1 丸山スポーツ公園、フェリー乗り場周辺 |
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問い合わせ先 | 伊豆市観光協会土肥支部 TEL 0558-98-1212 |
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