遠州森の宮山(森の石松の出生地)にある三島神社の祭典で、舞の奉納、神輿の渡御・還御などが三日間かけて行われます。祭典中は、華麗な彫刻が施された各町自慢の二輪屋台14台が、遠州の小京都と呼ばれる町を勇壮に曳き回されます。
なかでも見どころは、最終日の夕方に行われる森町独特の風習『舞児還し(まいこがえし)』。三日間氏神様に仕え舞を奉納した舞児は、神の使いであるということから、地面に足をつけないよう屋台に乗せて自宅まで送り届けられます。勇ましい声がこだまする中、舞児が屋台に乗って登場する場面は何とも幻想的です。
そして、もう一つの見どころが激しい練り。町の交差点に何台かの屋台をぎりぎりまで向かい合わせ、若者が「ヨイショラ」の掛け声とともに人の渦に飛び込んでぶつかり合います。森のまつりが通称『喧嘩まつり』とも呼ばれる由縁となっているその練りは、男の熱気が満ちあふれており圧巻です。
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ふじのくに
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森のまつり
URL | http://www.youtube.com/watch?v=KJac59DIO7s |
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問い合わせ先 | 森町役場 産業課 商工観光係 0538-85-6319 |
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