CULTURAL RESOURCE DATABASE

ふじのくに
文化資源データベース

夢告地蔵尊

夢告地蔵尊は、安政5年(1858年)に大流行したコレラで亡くなった人たちを供養するために建立されたものです。
明治時代には『廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)』(仏教を排斥する考えや行動)のあおりを受け地中に埋められました。ですが、大正8年に町民が「地蔵尊が世上に出たい」という夢を見たことから掘り出され、『夢告地蔵尊』と名が付けられたようです。
大東亜戦争中には、爆撃と艦砲射撃により御本体と御堂ともども破壊されましたが、戦後再び復元され、昭和26年、現在の場所に御堂が建てられ祀られています。

所在地 静岡県浜松市中区中央三丁目
ページの先頭へ