江戸から数えて25番目の宿場『日坂宿』。この茶室は、日坂宿で武士なども宿泊利用した格の高い旅籠(はたご)『川坂屋』の北側にあります。
この建物は、もとは文化2年(1805年)に掛川城主の太田候により『掛川偕楽園』に建てられたもので、明治元年(1868年)川坂屋に譲られました。
茶室に入ると目を引く床柱は、大変珍しい『つつじ』の巨木で、『水戸偕楽園・何陋庵(かろうあん)』の床柱と二分されたものとも伝えられています。そして床の間の壁は、掛川特産の葛を使用した葛壁など、ほかにも随所にこだわりが感じられます。
なお、文化2年の建設以来、何度か移築されています。掛川市指定の有形文化財です。
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ふじのくに
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川坂屋お茶室
所在地 | 静岡県掛川市日坂 |
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問い合わせ先 | 掛川市役所観光・シティプロモーション課 TEL 0537-21-1121 |
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