奥山半僧坊の名で親しまれている方広寺(ほうこうじ)は、建徳2年(1371年)に後醍醐天皇の皇子(おうじ)『無文元選禅師(むもんげんせんぜんじ)』により開かれたと伝えられる名高い寺です。
本堂は、幾度かの山火事のもらい火で被害を受け、現在の建物は明治38年(1905年)から大正4年(1915年)にかけて完成したものです。間口32メートル、奥行き27メートルで、中央には、山岡鉄舟により書かれた山号『深奥山(じんのうざん)』の大額が掲げられています。建物の規模は県下最大級ともいわれ、その堂々たる存在感には思わず感嘆の声をあげてしまいます。
堂内には、黄門様で知られる水戸の徳川光圀(とくがわ みつくに)公が元禄時代のころに修復したというご本尊『釈迦三尊像』(国指定重要文化財)が鎮座しています。
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ふじのくに
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方広寺本堂
所在地 | 静岡県浜松市北区引佐町奥山1577-1 |
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URL | http://www.houkouji.or.jp/ |
問い合わせ先 | 方広寺・奥山半僧坊 053-543-0003 |
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