CULTURAL RESOURCE DATABASE

ふじのくに
文化資源データベース

ポットホール

『ポットホール』とは別名『甌穴(おうけつ)』や『かめ穴』といわれ、河底や河岸の岩石面上にできる円形の穴のことをいいます。
河底や河岸の表面が硬い場合、表面に割れ目などの弱い部分があるとそこが水流による浸蝕のためにくぼみとなります。
このくぼみの中に小石が入ると渦流によってその小石が回転し、丸みを帯びた円形の穴に拡大します。
その後、川底が侵食の影響で下がり、『甌穴』のできた場所は水面より高くなり、その結果、『甌穴』が地表に見られるようになるそうです。
芝川に架る『柚野橋(ゆのばし)』下にある『ポットホール』は天然記念物になっています。
橋の上から川を見下ろすと、川岸に川の流れによってできた丸い穴をいくつも見ることができます。

所在地 静岡県富士宮市大鹿窪
問い合わせ先 富士宮市教育委員会文化課 TEL 0544-22-1187
ページの先頭へ