CULTURAL RESOURCE DATABASE

ふじのくに
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富士宮浅間神社の火山弾

境内に富士山噴火の際に飛んできたといわれる火山弾。
富士山噴火の時、地中の岩漿(がんしょう)が火熱のため溶けて空中に吹き上げられ、落下した際に酸化して冷却したものです。きれいな楕円形をしていて、重さは約100キロとのこと。
このように形が整っていて大きなものは珍しいそうです。
富士山は1707年の『宝永大噴火(ほうえいだいふんか)』を最後に約300年間、静かな状態を保っていますが、活火山(かっかざん)です。
『宝永大噴火』では『古富士火山(こふじかざん)』の一部を押し上げ、『宝永火口(ほうえいかこう)』を作りました。そしてこの時の火山灰、火山礫(かざんれき)、火山弾などの総量は9億トンともいわれ、遠く江戸にまで降ったといわれています。

所在地 静岡県富士宮市宮町1-1
問い合わせ先 富士山本宮浅間大社 TEL054-427-2002
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