アカウミガメは国際的な絶滅危惧種として指定されている貴重な生物です。御前崎海岸は、天竜川の上流に分布する花崗岩(かこうがん)類を多く含んだ白い砂粒とゆるやかな傾斜の広い砂浜で、アカウミガメの産卵に適しています。まとまった数のウミガメが産卵のために上陸する日本の北限として、アカウミガメとともに、国の史跡名勝記念物に指定されています。
漁業の町の御前崎では、昔からカメは豊漁万作の前兆として地元住民に大切にされており、ウミガメの保護活動にも力を入れています。毎年5月から8月にかけて上陸し産み落とされた卵は、人工ふ化場にて管理しているほか、産卵観察会なども行われています。
なお、ウミガメは大変デリケートな生物なため、観察には許可が必要となります。詳細などは問い合わせ下さい。
CULTURAL RESOURCE DATABASE
ふじのくに
文化資源データベース
- その他
- 御前崎市
アカウミガメ産卵指定地域(御前崎海岸)
所在地 | 静岡県御前崎市御前崎 |
---|---|
問い合わせ先 | 御前崎市教育委員会 社会教育課 0548-63-1129 |
著作権について
本サイトの著作権は、(公財)静岡県文化財団(アーツカウンシルしずおか)が有しますが、掲載されている画像、文章等の著作権は、制作者である登録者・登録団体に帰属します。文章や画像等の無断転載及び複製等の行為は著作権侵害にあたりますので十分ご注意ください。
免責事項について
「ふじのくに文化資源データベース」に掲載されている情報において、アーツカウンシルしずおかは利用者がこのデータベースの情報を用いて行う一切の行為について、何ら責任を負うものではありません。
また、当データベースは、予告なしに内容を変更又は削除することがあります。あらかじめご了承ください。