山名(やまな)神社は、飛鳥時代の慶雲3年(706年)創建と伝えられる古社。天王祭は神社の祭典で、当日は屋台8台が曳き回され、『山名神社天王祭舞楽』が奉納されます。
この舞楽は地元では「お舞」と呼ばれており、室町時代中期の明応5年(1496年)に摂津の四天王寺(今の大阪市)から伝えられたものといわれ、京都八坂神社の祇園祭の中世の芸能要素を持った舞です。
舞は8段で構成されており、なかでも昆虫のかつらを付けて舞う『蟷螂(とうろう)の舞』(カマキリの舞)は、全国でも類を見ない珍しい舞です。小國(おくに)神社、天宮(あめのみや)神社の舞楽とあわせて『遠江森町の舞楽』として国の重要無形民俗文化財に指定されています。
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山名神社天王祭
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