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助成(支援)制度

成果(活動)報告

住民主体のアートプロジェクト支援(助成)制度「文化芸術による地域振興プログラム」の成果を年度ごとにまとめています。
年度末に開催する≪成果報告会≫のレポートや、実施団体のコメントなどを通して、地域を盛り立てるアートプロジェクトの魅力を多角的にお伝えします。

2024年度 (令和6年度) 2023年度 (令和5年度) 2022年度 (令和4年度) 2021年度 (令和3年度)

2024年度 (令和6年度)

2024年度成果報告会では、全29団体の成果について少しでも長く発表し、聞く機会となるよう、4つの報告を同時に行うスタイルで行いました。

口頭発表以外に、活動概況が分かるポスターを展示することで、「どんなことを実践しているか」のイメージが視覚的にも補える設えにしました。

また、文化芸術、文化政策の有識者3名による講評も頂きました。

成果報告会 開催概要

日時2025年2月9日(日) 13時~16時30分
会場アクトシティ浜松 コングレスセンター31会議室
参加者2024年度「文化芸術による地域振興プログラム」実施団体、梅田英春、太下義之、平野雅彦、一般参加者など

口頭発表とは別に実施したアンケートから、アートプロジェクトだからこそ叶えられたことについて、まとめました。「気持ち」や「つながり」などカタチにしづらい成果について、実践する皆さんから表れ出たことばを集めました。


  • 地域の文化や記憶など消えゆくものを、アートを通じて記録・継承する活動を行いました。
  • アートの力を通じて、人と人とのつながりを生み、分かち合いの場や居場所づくりを実現しました。
  • 言葉にしづらい想いや、目に見えない課題を「見える化」し、地域の困りごとやコミュニティの脆弱性に光を当てました。
  • 「かたちのないものを見える化する」ことで、人と人との関係があたたかく編み直され、地域に新しいつながりが生まれました。
  • こぼれ落ちる価値や想いをかたちにする取り組みを通じて、表現力の重要性を再認識しました。
  • アートは答えが一つではないことから、多様な参加者が関わるプロセスとなり、共感や学びを広げました。
  • ふわっとした表現だからこそ、伝わる人・伝わらない人の存在を意識しながら、伝える力のあり方を探求しました。
  • 活動を通じて「背中を押された」と感じ、想いを社会へと発信する自信を得ました。

有識者の方々には、実施団体それぞれの活動から、この場で起こっていること、未来を見据えた視点に至るまでについてなど、講評(レビューコラム)を執筆していただきました。
レビューの全文はArtSウェブサイト内『コラムいっぷく』をご覧ください。
(プログラム・ディレクター 北本麻理)


「どうすれば豊かな大地が創造できるのだろう?」と誰もが頭を抱えるものだ。でもそれを解決するきっかけは、誰かと「会話」をすること、そして今いる場所から思い切って外に出てみること。つながること、それが成功への近道。そして半歩先を見て歩むこと。

梅田英春静岡文化芸術大学文化政策学部教授

ユニークなプロジェクトが同時多発で展開しているとは、静岡県恐るべし、である。成果報告会等の場を通じて団体同士が双方向の交流を展開していき、そこから新しい取り組みが生まれてくることが期待される。

太下義之文化政策研究者

課題と課題の接するキワにある問題にこそ予測もできない未来のある時に際立ってくる可能性の術が隠れているに違いない。こういうモノを我々日本人は「キワドイ」と言ってきた。キワドイは、未来の扉を開けるカギなのだ。

平野雅彦アーツカウンシルしずおか特別相談員


2023年度 (令和5年度)

2023年度成果報告会では、実施団体が5グループに分かれ、テーマに沿って語り合うグループワークを実施。その内容と考察を、各グループの担当プログラム・ディレクター、プログラム・コーディネーターが『成果報告会の“報告”』として、それぞれレポートにまとめました。

成果報告会 開催概要

日時2024年2月12日(月・祝) 13時~
会場静岡産業大学 藤枝駅前キャンパス × 藤枝市産学官連携推進センター
参加者2023年度「文化芸術による地域振興プログラム」実施団体、一般参加者など。

県内各地でアートプロジェクトの実践を行っている助成実施団体が集まるのは年に2回。年度初めに行う『キックオフミーティング』とこの『報告会』。

『キックオフミーティング』は「初めまして、よろしく、頑張ってこうね」だとすると、『報告会』は「あんなこと、こんなこと、そんなことまで、“聞いて聞いて!”」という状態になってきたなと、3年目にして思う。

『キックオフミーティング』も『報告会』も、いつも公開して行っている。

誰でもいつでも話を聞きに、誰かに会いに来てください、というオープンな気持ちを常に持ち続けていたいから。そんな思いもあって、会場は藤枝駅前の商業施設にあるスケルトンの会議室を選んだ。

会議室だけど“会議”ではない“アートプロジェクト”な『報告会』。 “アートプロジェクト”な『報告会』のテーマは、「発明へのプロセスをともに体験すること」。詳しくは各レポートをご覧ください。(プログラム・ディレクター北本麻理)

各グループの発表のあとには、福井県、名古屋市、藤枝市から来場された方々からの感想もいただきました!

みなさま、お疲れさまでした!!

2022年度 (令和4年度)

2022年度は、恒例の成果報告会を大胆に発展させ、「アートプロジェクト」を体感できるイベントを開催しました。詳細は下記よりご覧ください。

2021年度 (令和3年度)

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